猫も、アメリカ人にも繊細な部分があるんだなぁと、関心する。

今年初めてなので

明けましておめでとうございます。








アンチョビです。

僕は相変わらずダラダラと

暮らしていますが

映画だけはコツコツ観てます。









で、最近観たのが

ネブラスカ」です。


初老の父親が

ボケてるかどうか分からないけど

100万ドル当たりましたっていう

インチキの手紙を信じて

周りが何と言おうと

賞金を取りに行く話です。









主役の父親役が

このブルース・ダーンって人。


昔はすごい人だったみたいだけど

たぶんこの30年ぐらいは

これといった活躍がなかった役者さん・・・。



でもなぜか僕は

このブルース・ダーンって名前が

ずっと頭に残ってました。



この人が出た映画を初めて観たのは

高校生ぐらいの時で

「ツインズ」っていう

シュワちゃんの映画の同時上映でやってた

「メイフィールドの怪人たち」っていう

トム・ハンクス主演のわりとくだらない映画で

近所の変なおじさん役をしてました・・・。



で、後で知ったんだけど

その変なおじさんは実は演技派で

アカデミー賞にノミネートされたこともある

有名人だったみたいです。


しかも、当時

ワイルド・アット・ハート」とか

ジュラシック・パーク」に出てて

人気があった

ローラ・ダーンのお父さん!


正直ビックリしたと同時に

「えらい落ちぶれたんだな・・・。」

と、思いました。


で、その切ない感じで

いつの間にかブルース・ダーンの事が忘れられなく

なってました。









そして

ブルース・ダーンの事が忘れられなくなって

はや20年以上・・・。

映画館でこの「ネブラスカ」のポスターを観て

衝撃を受けました!


なんとあのブルース・ダーンが主演!!

しかもカンヌ映画祭で主演男優賞獲ってる!!!


僕は何の迷いもなく上映されてすぐ観に行きました。



全編を通して切ない感じ・・・。

笑えるシーンもあるけど

笑いながらも切ないかんじ・・・。


特にブルース・ダーンに対して

勝手な思い入れがある僕ですが

何の思い入れのない人でも切なくて 

何とも言えない気持ちに

なると思います。


でも観終わった後には

ほっこりした気持ちになる

すごくいい映画でした。


そして、娘のローラ・ダーン

「パパをキャスティングして!」って

監督にしつこく電話したという

エピソードも含めて

観てよかったなって思いました・・・。







あーーあ

俺にもローラ・ダーンみたいな娘が

いたらなーーー。