ちなみに僕はSです。





世の中には

二種類の人間がいるらしい・・・。

Mと・・・S・・・。









そうなると

ミーちゃんに背中に乗られて喜んでるこの男はどうだろう・・・。




垂れた目・・・。

青白い肌・・・。

ゆっくりした口調・・・。

おっとりした性格・・・。


これは間違いなく・・・M・・・。










ではありません!!!

こいつはSです!!!

間違いありません!!!


だって・・・だって・・・だって・・・。









この男やたらお風呂に入れるんです!!!

猫が大嫌いなお風呂に入れたがるんです!!!









ほら見てください!!!

ミーちゃんのこの表情。

完全に怯えてます!

人間不信一歩手前です。









三番目にお風呂に入るはずだったメイちゃんは

ミーちゃんがあまりに悲鳴をあげたもんだから

危険を察知してお風呂場に下りようとしませんでした。


ただトミーの息子は

別日にメイちゃんだけゆっくりいたぶってやろうと

企んでるはずです・・・。









僕は寒くなる前まで週一ぐらいでお風呂入れられてたから

少し慣れたけど・・・、

ドライヤーは慣れません・・・。

あの威圧的な音。


でもあの男は嬉しそうに温風をガンガンあててきます。










ミーちゃんは、逃げ出して

ファンヒーターの上で、洗濯物と一緒に体を乾かしてました。









僕はホットカーペットで乾かしました。


もうお風呂は嫌だ・・・。


誰かあの男を止めて!!!